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不二家牛奶妹 日本黑道「搶」手貨

自由 更新日期:2009/09/14 04:09

〔編譯鄭曉蘭/綜合報導〕水汪汪的大眼睛、蝴蝶結紮起的兩側髮束,還有金字招牌的俏皮吐舌鬼臉……,日本著名糕點業者「不二家」的駐店人偶「牛奶妹」(Peko)不但家喻戶曉,如今更成為黑道的「搶」手貨!日本今年已傳出11起擺放店門口的牛奶妹遭竊或遭搶案件,月初落網的黑道幹部便供稱「看準牛奶妹的拍賣價值,才會動手行搶。」部分商家為免「招牌店花」遭綁,更祭出防盜措施,只怕一不小心又讓牛奶妹落入歹徒手中。

日本和歌山市警方本月1日逮捕兩名涉嫌向大阪某二手商店兜售「牛奶妹」的山口組黑幫份子。其中一名嫌犯涉嫌於今年2月,在光天化日之下從和歌山市店家,一把抱起高約110公分、重約10公斤的牛奶妹人偶,驅車逃離現場。上述大阪二手商店已陸續賣出數尊「被綁」的牛奶妹,每尊售價約台幣7萬2千元。

不二家的駐店人偶牛奶妹為非賣品,每家分店僅發出一尊,店家歇業或終止合作就會加以回收。由於物以稀為貴,牛奶妹也成為收藏家夢寐以求的搶手貨。此外,牛奶妹問世以來,陪伴日本民眾走過約60個年頭,不同年代所製造的各種設計款牛奶妹,也往往能夠串聯起讓人懷念的歷史記憶。橫濱的中古玩具業者「昭和堂」便指出,牛奶妹的魅力就在於「可愛」、「造型多變」及「歷史」。

報導指出,牛奶妹的中古市場售價約介於台幣5至7萬元,遠高於其他駐店人偶的約台幣3千6百元,之前還曾有牛奶妹創下一尊約台幣36萬元的交易天價。

據統計,日本平均每年都會發生10幾起牛奶妹失竊案件。和歌山市開店20年來曾被偷過3次的某分店,現在乾脆將人偶綁在商品架上。該店老闆表示:「感覺就像是自己女兒被綁架一樣,」他說,到現在還是會掛心前3尊失竊的牛奶妹到底流落何方。

 

 

“シノギ”はペコちゃん人形? “お宝”狙った暴力団幹部

9月13日18時17分配信 産経新聞

“シノギ”はペコちゃん人形? “お宝”狙った暴力団幹部
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大阪市内の中古品販売業者から押収された10体のペコちゃん人形=和歌山東署(写真:産経新聞)
 大きな瞳とペロリと舌を出したちゃめっ気たっぷりのかわいい笑顔。そんな“看板娘”をさらったのは、暴力団組幹部だった-。和歌山市内で「不二家」のペコちゃん人形を盗んだとして、窃盗容疑で指定暴力団山口組系組幹部、稲葉洋容疑者(43)が今月1日、和歌山東署に逮捕された。近畿一円ではペコちゃん人形が盗まれる被害が相次いでおり、県警は慎重に関連を調べている。「非売品」のペコちゃん人形は、希少価値の高い“お宝”としてマニアの間では有名な存在。一体の相場は約20万円、レアものになると、オークションで1体100万円の値がつくケースもあるという。そんな“高値”に目をつけたらしい。

 ■ペコちゃんを抱きかかえダッシュ

 事件は今年2月12日午後3時半ごろ、同市有本の「不二家有本店」で発生した。当時、女性店員は客の選んだケーキを箱詰めしようとしている最中だった。そのとき、「ピンポンピンポーン」と自動ドアの開閉を知らせるチャイム。「いらっしゃいませ」と声をかけたその瞬間-。

 ガタン!。店員の目に映ったのは、ペコちゃん人形(高さ約110センチ、重さ10キロ)を抱きかかえドアの外に飛び出す男の背中。「泥棒!」。叫びながら追う。外に出ると、すでに犯人は車に乗り込んでいた。遠ざかるナンバーを覚え、夢中で110番した。

 「まるで刑事ドラマのような一瞬の出来事だった」と店員。「あっという間で何もできなかった」と悔しさをにじませる。

 ■狙われた“高値”の花?

 「(ペコちゃんが)ネットオークションで高く売れると知り、金になると思った」

 目撃情報をもとに逮捕された稲葉容疑者は、警察の調べに対してこう供述しているという。今月8日には、同じく窃盗容疑で指名手配中だった大阪府四條畷市の解体作業員、池田興應

(おきまさ)容疑者(38)も逮捕された。

 和歌山東署の調べによると、2人は大阪市内の中古品販売店に盗んだ人形8体を持ち込み売ろうとしていた。同店ではすでに数体がそれぞれ約20万円で販売されていた。

 2人が目を付けたインターネットの“中古品市場”には、ペコちゃん人形のほか、薬局でおなじみの佐藤製薬の「サトちゃん」やコーワの「ケロちゃん」と「コロちゃん」なども見受けられる。多くが「廃業していらなくなった」などの理由で出品され1体1万円程度で取引されるが、ペコちゃん人形は1体20~15万円と破格だ。

 なぜ、ペコちゃん人形はこれほど人気なのか。

 ペコちゃんグッズを中心に中古玩具を多く販売する「昭和堂」(横浜市)によると、ペコちゃんの魅力は愛らしさ、バリエーション、歴史。昭和25年の誕生以来約60年間、製造年代などによりさまざまなデザインのペコちゃんが生まれてきた。1つ1つが希少で、入手困難なこともコレクター魂に火をつけるようだ。

 店頭用人形のなかには、昭和30年代に作られた、頭を押すと自己紹介する「トーキングペコちゃん」など100万円前後で取引される代物まであるという。

 人気のペコちゃん人形だが、卓上用、店頭用の2パターンある人形はいずれも非売品。とくに店頭用は各店1体限定のいわば「派遣従業員」で、廃業時には本社が回収する決まりになっている。「本来、売買されること自体が不本意」としている。

 一方、中古品販売業者によると、売買しているペコちゃんを含む企業マスコットの多くは、閉店時やデザインが変わったときの処分品。ただ、盗品が紛れこむ可能性もあり、出所を確認するなど注意が必要という。

 ■盗難対策に乗り出す店も

 不二家によると、ペコちゃん人形盗は毎年十数件起こるという。特に今年1~2月は、和歌山県内で5件、大阪府3件、兵庫県2件、京都府1件と、近畿地方で計11件と集中的に発生した。

 盗難が多発するなか、自衛策に乗り出す店舗もある。約20年前に開店して以来、3度も被害に遭ってきた和歌山市内の別の店では今回、幸運にも被害を免れた。秘密は、ペコちゃんの足下のひも。ペコちゃんを店内の商品棚に結んでおいたため、抱えようとした男があきらめて逃げたのだという。

 3度の被害を「まるで自分の娘がさらわれたような気分になる」とふりかえる男性店長。「今ごろどうされてんねやろ」とさらわれた3体を心配しない日はない。

 一方で、店内につながれたその姿に、「ペコちゃんはどうしたの?」と心配する子供も少なくないという。

 ちなみに、事件のあった「不二家有本店」で盗まれたペコちゃんはまだ見つかっていない。「1日も早く見つかってほしい」と女性店員。ペコちゃん人形に本当の“笑顔”の戻る日は、まだまだ先のようだ。
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